商社だからこそできる商品開発でパイオニアを目指す

管理本部 業務部 購買課 係長

2004年入社

お客様からのオーダーを
どこで作るのかという選定と価格の決定

現在の仕事内容を教えてください。

販売商品の調達をしています。
当社の取り扱い商品の6割は段ボールですが、段ボールは外装箱と言われ、物を運ぶための最外装です。その内側には商品を入れるための化粧箱、さらにその内側には商品の直接容器になっているポリフィルムなどがあります。このように段ボールから徐々に付随するものを扱っていき、今のように取り扱い範囲が広くなりました。

各商品に対し、当社は商社なので、協力先の工場があります。お客様から「これが欲しい。このようなものは作れる?」とお問い合わせがあった時に、お客様のご要望に合わせた供給ができる協力先を選定します。選定後、見積りをとってお客様と契約まで結ぶことができると、協力先とのラインができます。
お客様からのオーダーをどこで作るのかという選定と、価格の決定というところが主な仕事です。

プロとして責任をもって
仕事をまっとう

係長としての役割・こだわりは何ですか?

当社は、その責任に対して給料を支払うという考え方です。
社員、主任、係長、課長、役職によってその責任の度合いが違います。役職への任命は社長が行いますが、その評価基準には、周りに認められていることも含まれています。私も15年ほど働いてきて、今のポジションにいるのですが、心掛けていることは役職に関係なく、プロとして責任をもって仕事をまっとうすること。そして、係長という立場としては、中・長期課題の解決、後輩や部下が仕事をし易い環境作りと、彼らが行ったことへの責任を取るというのが1番の役割だと感じています。

感謝していただけるというような、
信頼が生まれることで関係性が変わってくる感覚

今の仕事のやりがいはなんですか?

人との信頼関係を感じられるところです。1つ1つの仕事を行うこともそうですし、例えばミスをしてしまった場合でも、できる限りの対応をし続けていくことが、必ずお客様や協力先との信頼関係に繋がっています。
当社は、協力していただいている会社のことを仕入先とは絶対に呼びません。同じ供給先として協力先と表現します。困ったときに、無理を言って動いていただくのは、協力先になることが多いのでとても感謝しています。時間が経つにつれて、協力先とは連帯感が出来上がっていきます。最初は私の説明ではご納得いただけなかったようなお客様でも、最終的には「あなたが言うならそうなんでしょう」と、信頼していただけるようになったことも多々あります。さらに、納期を1日早められたことで感謝していただけるというような、信頼が生まれることで関係性が変わってくる感覚があります。
長いスパンですが、1つ1つの丁寧な積み重ねによって、初めて得られることだと実感しています。振り返ってみて、このような感覚が持てることを嬉しく思いますね。

お客様が良いと思う
新商品をつくるパイオニア

今後の目標

当社は商社なので、モノを作っているわけではありません。その代わり、必要なものを何でも調達することができます。例えばA社の商品とB社の商品を組み合わせて、今までになかったものをつくるということも物理的にはできるわけです。
お客様が良いと思う新商品をつくるパイオニアにもなることができます。今の目標は、そのような新商品を自社で開発できるようになることです!

MESSAGE

まず、新入社員を100%歓迎するスタンスを持っています。新人のころは自分のことで精一杯だと思いますが、当社では本人のいないところでも、「困っているんじゃないか?」など、毎日のように新人の話をしています。教育制度等の仕組みだけでなく、1人1人が思いやりを持った会社だというのは間違いありません。それでいて、任せてもらえる範囲が広いので、ぜひ思い切り飛び込んできていただきたいと思います!