営業本部 特販部兼営業推進室 室長
2017年入社
お客様が求めるものを
カタチがない段階から提案する
入社して苦労した点はありますか?
前職では、自動車販売の営業をやっていたので、営業職であればある程度同じようにできるだろうと考えていました。しかし、まったく違うものでした。
前職では一般のお客様に完成された「車」という商品を扱っていたわけですが、当社では一般の方ではなく企業様がお客様であり、顧客が変わると、提案の仕方や対応の仕方が大きく違うと感じ、これは「ゼロから勉強しなければ」と気が引き締まりました。
そして、販売する商品の特性の違いにも苦労しました。
車の販売時はカタログがあり、完成品を提案します。当社の段ボールの販売の場合、同一製品を販売するわけではなく、その仕様は1品1様です。例えば、オリジナル印刷が入っているものや、お客様の商品がピッタリと入るよう設計をするものなど様々です。そのため、段ボールの製造工程から説明できる知識が必要です。はじめて段ボールの製造工程を知ったときには、その複雑さに驚きました。そして、お客様が求めるものをカタチがない段階から提案するという点では大きな違いがあり、最初は戸惑いもありました。
お客様に信頼していただいたと
実感できること
今の仕事のやりがいはなんですか?
お客様の要望に対して、より良いものを企画して提案できるところです。当社は、営業だけでなく購買部、技術部など皆で知恵を出し合って、よりよい企画提案ができることを強みとしています。いくつかの選択肢を提案してお客様に満足していただけるところは既製品販売では味わうことができない喜びです。
また、当社の商品は基本的にリピート商品ですので、お客様にずっと携わっていけるというのも魅力の1つです。営業として数字を積み重ねていく面白味もありますし、1つの商品を作ったことがきっかけで喜んでいただき、次につながるというような、お客様に信頼していただいたと実感できることもやりがいの1つです。
食品系の大手企業様をご紹介いただいた
印象に残っているエピソードを教えてください。
既存のお客様に食品系の大手企業様をご紹介いただいた時のことです。
「その企業様は段ボールの取り扱いは多いけれど、求めるクオリティが高く厳しい会社だよ。チャレンジしてみるか?」とお話をいただき、提案の段階から担当させてもらいました。緻密なスケジュールを立てて不安感を与えないようにし、慎重に進めた結果、採用していただけることになりました。
会社の歴史の中でも規模の大きなお客様で、今では主力のお客様になってくださっています!大切なお客様のご紹介ということもあり緊張しましたが、今後にも生かせる非常に良い経験となりました。
リーダーシップを発揮し
影響力をつけていきたい
今後の目標
営業としては、今一緒に働いている人たちが名前を知っているような、より規模の大きな企業様を顧客として開拓できればいいなと考えています。自分の挑戦にもなり、自社で働く人たちのモチベーションにも繋がると考えているからです。
社内では、若手の意見を吸い上げる役割を担っていますので、リーダーシップを発揮し、影響力をつけていきたいです。